バラの季節も一段落。
バラの一番花も咲き終わり、早咲きの四季咲きバラの二番花のつぼみがついている頃でしょうか。
この季節、バラの小さなつぼみや小さな若葉を観察するとアブラムシがビッシリついていることがあります。
アブラムシは植物の茎や若葉、つぼみなどに集団で寄生し、維管束に口針を突き刺して師管液を吸って生活する害虫です。
ほとんどは羽がなく、動きまわったりしません。
アブラムシは、蟻と共生しており、ベトベトしていて甘い分泌液をアリに提供する代わりに天敵から身を守ってもらったり、運んでもらったりしているそうです。
以前、梅の鉢植えを買って花を楽しんだ後、若葉がでてきたなと思ったらいつの間にかアブラムシが大量発生し、葉っぱの養分を吸い取り、アッという間に枯らしてしまったことがあります。
バラの鉢植えを観察していると、アブラムシが大量に発生している品種と、つぼみがついていても全くアブラムシがついていないバラ品種があります。
アブラムシの気持ちにならないとわかりませんが、何か樹液に違いでもあるんでしょうか。
好みの問題なのか、アブラムシがつきやすいバラとそうでもないバラがあるのは確かです。
庭にアリが多いとアブラムシも発生しているはずですので、まずアリの駆除からはじめた方が良いかもしれません。
アブラムシに効くスプレータイプの農薬でシュッシュとスプレーするか、無農薬派の方はガムテープでくっつけてアブラムシを見つけ次第駆除するか対処しなければ大事なつぼみがなくなってしまいます。
広島市植物園バラ園
バラのシーズン、各地でバラフェスタなどバラ祭りが始まっています。広島へ車で行かれる場合、ちょっと足をのばしたいのが広島市植物園。
バラ以外の植物もたくさん見られますが、植物園に入っていくとシンボルのようにそびえ立つ大温室より更に向こう側にバラ園があります。
バラ園の面積は、約1600u。
バラは、約650品種1000株が植えられています。
入り口からバラ園まではゆるやかですが、登り坂。
その分、バラ園に辿りつき、後ろを振り返ると瀬戸内海の景色を観ることができますよ。
広島市植物園のバラ園は、オールド・ローズが充実しており、ガリカ、ダマスク、アルバ、モス、ティなどのオールドローズ約160種は、なかなか見応えがあります。
オールド・ローズは、一季咲きのバラが多いので、バラ園を訪れるのはやはり春がオススメですね。
バラ初心者として是非見てみたかったのがモスローズ。
なぜか今まで見たことがなかったので、シャポードナポレオンのガクを見てちょっと感動です。
モスローズの品種は他にもいくつかあったのですが、トゲなのかモスなのかといった風情の中、シャポードナポレオンの蕾など正しくモス(苔)というしかない感じですね。
全てのバラ苗の苗元にネームプレートが掲げられているのですが、間近までいけない場所もあり、バラの名前が確認できない部分もあります。
園内にはボランティアの方がいらっしゃるので、気に入ったバラを見つけたけれど、なんという名前のバラか確認出来ない場合は、ボランティアの方がお持ちのバラリストがありますので教えてもらえます。
広島バラ園:春編

広島バラ園は、広島市廿日市市にあるバラ園です。
以前、広島バラ園の秋バラシーズンの様子をお伝えしましたが、今回はバラ園の春バージョンです。
近隣のお庭では、そろそろ春の一番花も終わりを迎えている頃ですが、広島バラ園は少し高地に位置しているため、気温が低く、ナニワイバラがまだいくつか花を残している状態で、温室以外はまだまだ蕾の開かないバラ鉢がたくさんありました。
秋の広島バラ園は、少し離れた場所にある広大な畑にたくさんのバラ苗がところ狭しと育てられていましたが、春の広島バラ園は、バラ園内の鉢バラ販売です。
6号鉢7号鉢のバラ苗の他、1.5mや2.0mのスタンダードのバラ苗も販売されています。
直販なのでお値段も手頃ですよ。
広島バラ園で販売されているバラ苗は大苗のみです。
2月に接ぎ木され、秋まで育てられたバラが11月下旬くらいから発送されていくため、春のバラ園にある鉢植えのバラは2年生の大苗となります。
バラの新苗販売は無いので、春の鉢バラはそこにある品種だけということになります。
どうしても欲しいバラ品種がある場合は、秋に広島バラ園を訪れ、注文予約して冬に送ってもらった方がたくさんのバラ品種の中から選べます。
春にバラの新苗販売があるバラナーサリーとは逆ですね。
でも、お目当てのバラ苗がなくても春の広島バラ園はとてもステキです。
春は、一季咲きのバラもたくさん咲いていますので、バラ園内の庭園を見て回るだけでもバラ好きさんなら満足できると思います。

